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新型コロナワクチンの特徴について

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高齢者の皆様に仙台市から新型コロナワクチン摂取の予約のお知らせが届いていると思います。本ワクチンについて簡単にその特徴と注意点を記しますので、よろしければご参照下さい。

新型コロナワクチン(ファイザー社製)は、これまでのインフルエンザワクチンなどと異なり大変取り扱いが難しいお薬です。ワクチンは1本の瓶で約5人分の量(インフルエンザは1本で2回分)が含まれており、これを希釈して注射器に詰めてから5時間以内に接種しないと無効になってしまいます。注射の当日に急にキャンセルになると翌日に再度注射を行うことは難しくなります。またワクチンは1回目の接種から3週間後に2回目の接種を行うよう推奨されています。

ワクチンは数が限られており、政府からも無駄を最小限にするよう告知されております。ワクチンを受ける方は体調を整え、決められた日時を守って接種を受けて頂ければ幸いです。

コロナワクチンの様々な副作用の情報がメディアを通じて錯綜しております。これまでの各国の研究データを確認すると、最も心配な命に関わるアナフィラキシーショックの確率はかなり低いことが明らかになっています。ショックの発症を見極めるためにワクチン接種後15分〜30分間、安静による経過観察が必要になります。また基礎疾患のある方は注意が必要です。ワクチン接種を受ける際は、先ず基礎疾患を診療して頂いているかかりつけ医に相談した方が良いと考えます。

今回ワクチンを接種する仙台市内の医療機関の多くはショックに備えて様々な準備をしています。また仙台市では万が一重篤なショックを生じた場合、各医療機関が救急車を要請し治療可能な救急病院へ迅速に搬送できるようになっています。

アナフィラキシーショック以外の副作用は1回目よりも2回目の方が強く出る傾向があります。主な症状は、ワクチン刺入部の筋肉痛(70%以上に出現)、発熱(1回目ほとんどなし、2回目は3人に1人)、頭痛や倦怠感、吐き気などの風邪症状(多くは数日で改善)などがあります。ワクチン接種が原因で新型コロナウイルスに感染することはほとんどありませんが、ワクチンを接種した後も周りの人から感染することがあります。その場合、ワクチンを接種した人は未接種の人よりも重症化するリスクが大幅に減少するとされています。

最後になりますが、5/15土の時点で当院の医療従事者はまだワクチン接種が終わっておりません。5/22金に2回目の接種が終了する予定です。間もなく高齢者のワクチン予約が始まりますが、仙台市内の医療従事者の中には未だワクチン接種を完了していない方が多数いると思います。一般の方々へワクチン接種を安全に行うためには医療従事者のワクチン接種を完了する必要があります。皆様にご理解を頂ければ幸いです。

病院で働く方々はすべて医療従事者です。

すずき整形外科・小児科内科

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